保護猫の選び方

猫を迎える方法は主に4つ

猫を家族として飼いたいと思う時、主に4つの方法で猫を迎え入れることができます。

・ペットショップで購入
・ブリーダーから購入
保護猫の譲渡
・野良猫を拾う

数ある方法の中から、保護猫を迎えることをご検討いただきありがとうございます。

保護猫カフェさくら在籍猫は常時40匹いますが、その他にも定例の譲渡会オンライン譲渡会永年預かり制度の中から猫を選ぶことができます。

・保護猫カフェさくら在籍猫
・月2回開催の譲渡会
・不定期開催のオンライン譲渡会
・永年預かり制度

どの譲渡方法が自分に合うか、迷う方もいると思います。

ここでは、譲渡方法の違いによるメリットやデメリットについてご説明します。

用語説明

猫を保護して譲渡活動をし、保護猫の所有権を持つ方を保護主と呼びます。

保護猫カフェさくら在籍猫

特徴

・常設展示
・猫はカフェで暮らしている
・成猫のみが入居している
・2号店在籍猫はFIVキャリア
・譲渡金は一律44,000円
・譲渡条件がいくつかある(飼育環境の確認や単身者や高齢者は不可もしくは後見人が必要など)

メリット

・カフェは猫にとって慣れた場所であるため、普段の猫の様子を見ることができる
・猫と実際に遊んだり触れ合うことができる
・何度も会いに行ける
・仔猫は成長につれて性格が変わることがあるが、成猫ばかりのため性格の変化が少ない
・猫を家に迎え入れた時の予測をしやすい

デメリット

・子猫はいない
・入店料がかかる
・在籍猫の入れ替わりが少ないため、選べる猫が限られる

こんな人におすすめ

どの猫が自分の生活に合うか時間をかけて考えたい方
FIVキャリア猫(猫エイズ)をすでに自宅で飼っている方、単頭飼いを検討の方(2号店在籍猫)

さくら1号店の保護猫たち
さくら2号店の保護猫たち

譲渡会(月2回開催)

特徴

・島忠越谷店と越谷市内の寺院で月1回ずつ開催
・1 日3〜4時間の展示
・毎回10〜25匹の猫が集まる
・譲渡金は保護主によって異なる(譲渡会によって一律30,000円で決められている場合もある)
・譲渡条件がいくつかある(飼育環境の確認や単身者や高齢者は不可もしくは後見人が必要など)

メリット

・譲渡会場で保護主と直接話ができる
・子猫の参加が多い
・猫の入れ替わりが多い
・たくさんの猫の中から選ぶことができる

デメリット

・譲渡会場にいる猫は、いつもと違う場所に運ばれて怖がっていることも多い
・本来の猫の性格がわかりにくい
・譲渡会の開催日しか猫に会うことができない
・特に子猫は譲渡希望が集中するため、希望の猫を選べないこともある

こんな人におすすめ

子猫を希望する方
短時間の対面でも、希望の猫を決められる方

島忠譲渡会(猫のみ)
お寺de譲渡会(猫・犬)

オンライン譲渡会

特徴

・Instagramなどのオンラインで配信される譲渡会
・保護主の家から配信されることが多い
・保護主によっては、犬も参加
・譲渡金は保護主によって異なる
・譲渡条件はいくつかある(飼育環境の確認や単身者や高齢者は不可もしくは後見人が必要など)

メリット

・自宅からの配信のため、猫たちの普段の姿を見ることができる
・オンラインで保護主に質問することができる
・家にいながら、里親募集している猫を見ることができる
・配信時に都合がつかなくてもアーカイブで視聴できる

デメリット

・直接猫と触れ合うことはできない
・開催が不定期で少ない

こんな人におすすめ

保護猫カフェや譲渡会へ足を運ぶことが難しい方

オンライン譲渡会

永年預かり制度

特徴

・譲渡されにくい猫と、譲渡条件が合いにくい人を結びつける制度
・高齢の猫や、障がいのある猫が登録されていることが多い
・猫は普段、保護主の家で暮らしている
・譲渡金は保護猫カフェさくらの場合は永年預かり制度の場合は、一律30,000円
・譲渡された後の医療費は里親様の負担
・上記 3 つの方法よりも譲渡条件は厳しくないが、飼育者の年齢上限や飼育環境など、一定の条件はある

メリット

・高齢者や単身者など譲渡されにくい方でも、猫を自宅でお世話する機会が得られる
・高齢や障害などはあるが穏やかな猫が多い
・飼育者の入院などやむを得ない事情で飼育困難になった場合、保護主に猫を戻すことができる

デメリット

・登録されている猫が少なく、猫の選択肢が少ない
・持病や障害を持っている猫もいるため、医療費が早期にかかる場合がある
 補足:健常な猫や若い猫でも、早期に医療費がかかることはあります

こんな人におすすめ

ご高齢や単身者で通常の譲渡が難しい方
猫を大切に飼育したいが、万が一の時は猫を保護主へ戻せるようにしたい方

永年預かり制度

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